現在の国民皆保険制度による日本の医療の総合的レベルは世界一と言えます、また日本の介護保険制度も世界の国から高く評価されています。その結果、日本の人口の4人に1人が65才以上、世界一の高齢化率を達成しています。
2030年には3人に1人が65才以上の予測、近い将来、日本は世界に先駆けて超高齢社会になります。それは現在よりも、医療と介護サービスを必要とする人口がさらに増加する社会です。今後さらに増大が予想される医療費、介護サービス費に対し、医療と介護の制度改革と技術革新が必須になっています。
建築設計の立場から医療と介護の改革にお役に立てること、考えたいと思います。