藤沢市北部、小田急江ノ島線長後駅近くの地で昭和7年の設立から地域医療の中核を長年担ってきた藤沢湘南台病院の健診センターと婦人科を駅前に移設することになり、新築のメディカルビル本体と一体で計画から設計監理のお手伝いをしました。
健康診断と人間ドック、各種検診を行う「健診センター」と、婦人科診療と各種婦人検診を行う「ウィメンズセンター」を設置し、「ライフメディカル健診プラザ」の新たな名称により開設、地域の人達の病気の予防と健康増進をサポートする施設です。
「ライフメディカル健診プラザ」は3階建てのS・M・C メディカルビルの床面積の約8割を締めます。ビルオーナー様のご理解をいただき、オーダー設計のメディカルビルとし、藤沢湘南台病院様のご要望に応えました。
メディカルビルの1階には待合ホールと受付・会計・事務室を配置、駅側と商店街側のビルの両側に出入口を設け、駅利用客と近隣の双方からアクセスしやすい造りにしています。
2階に健診プラザの中核になる「健診センター」、3階に「ウィメンズセンター」と職員諸室を配置し、フロア別の明快な施設配置としました。利用客に分かりやすく、移動しやすい「健診プラザ」を目指し、藤沢市健診や企業健診の各種検査、人間ドックと個別検査を自由に組み合わせたアラカルトドックなど、各種検診を効率よく、快適に実施できるセンターの実現を図りました。
内装材のカラーと吸音、照明の明かりに配慮し、明るく落ち着ける室内を創っています。3階「ウィメンズセンター」は、2階の「健診センター」とは内装カラーを変え、女性専用フロアの雰囲気を創りました。